2014年にレビー小体型認知症を発病し5年間自宅で過ごしその間臨床美術を学んだ先生のいらっしゃる絵の教室に通っていました。

2019年の6月に花ハウスすみれ館に入所。介護保険の関係で教室には通えなくなりました。ホームは住宅地にあり公園もあります。散歩に行くと綺麗な落ち葉を拾うのを楽しみにし、持ち帰って自室の小さな机の上の色画用紙に並べて楽しんでいました。

7月に入ったある日、それをクレパス・色鉛筆・マジックなどで描き始めました。夜も描いていたようで、2ケ月でこれだけの作品が出来ました。

認知症になっても今までしてきたことは出来る、適当なサポートがあれば楽しめるという事を少しでも知って頂ければと思います。